第5章 呼び込み判定

プレイヤーがゲームのセッション中に取る代表的な行動は、キャラクターとして振る舞うことです。同時に『蒸気爆発野郎!』においては、プレイヤーはキャラクターとして振る舞う以外に、様々な偶然を演出することが出来ます。それは主に『呼び込み』と呼ばれる行動で表現されてます。この章では『呼び込み』を行う際に必要となる『呼び込み判定』について解説を行います。
総合インデックス
ルール編インデックス
第1章 蒸気をプレイする
第2章 キャラクター
第3章 成功判定
第4章 熱い魂の譲渡と封入
第5章 呼び込み判定
『呼び込み』の基本
対人呼び込み
対物呼び込み

『呼び込み』の基本

『呼び込み』とは、あるキャラクターの存在するシーンに登場していない『熱い魂を持つ存在』を、同じシーンに出現させるための判定です。極言すれば、呼び込む対象の存在がどんな状態であろうとも、それを無視して、シーンに呼び込むことが出来ます。

ただし、それらの存在は、キャラクターの意志によって呼び込まれるのではなく、『プレイヤーが超時空体的に振る舞うことで、状況を操作する』ことを表現しています。プレイヤー側からの舞台の演出であると考えることも出来るでしょう。呼び込みとは、『蒸気爆発野郎!』の世界の時間と空間の因果律にプレイヤーが影響を与えることで、あるシーンにさまざまな存在を出現させる手段なのです。

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対人呼び込み

キャラクターを対象とした呼び込み判定を、『対人呼び込み』と呼びます。対人呼び込みを行った結果が成功だった場合には、呼び込まれたキャラクターはシーンに出現します。では出現したキャラクターの扱いはどのようにするのでしょう?

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対物呼び込み

キャラクター以外を対象とした呼び込み判定を、便宜的に『対物呼び込み』と呼びます。対物呼び込みを行った結果が成功だった場合には、対象となるものがシーンに出現します。『熱い魂』を含む存在は、キャラクター、物体に関らず「説明可能である限り」シーンに呼び込むことが可能です。

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