第2章 倫敦における生活 | |
"Nothing is so important for a man as to get on living, especially in London." あるキャラクターの手記による
ここには倫敦で生活するためのさまざまな情報が記されています。しかし、ここに記されていることをいっぺんに覚えようなどとはしない方が良いでしょう。最初はざっと読んでみて、興味を持った点や、面白そうなところを詳しく調べる方が良いでしょう。ここに記された情報を用いたくないマスターは、自由に変更を加えても構いません。 |
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身分と階級について | |
『蒸気爆発野郎!』の時代の英国を理解するためには、厳しい階級制について知る必要があります。この時代の英国は、あたかも1つの国家に3種類の国民が住んでいるかのようなものです。ヴィクトリア朝時代では、階級とは生れた時から決められているもので、それを上方へと変えようとすることは、無駄な努力と見なされるのがオチです。基本的に貴族は貴族、職人は職人というように、分をわきまえて行動することが当然視されています。ここでは上流、中流、労働者階級のそれぞれの生活について解説します。 |
身分制ごとの倫敦の各地域に対するイメージとか、その他の情報も必要だと思われるがどうか。例えば一日の時間の使い方、なんてのは重要そうではある。ただし、やり過ぎると教科書みたいな感じになってしまうので、できれば必携サプリのような形ができればベストではある。 |
治安について | |
倫敦は他の大都市と同様に犯罪と無縁ではありませんでした。それを抑制するスコットランドヤードやシティ警察は中流階級以上の住む地域で起きた「より重要な事件」にかり出され、イーストエンドなどで起きる小さな事件やいざこざは見過ごされがちになっています。 ...さらに詳しい情報へ |
倫敦の中流階級以上の住む地域では比較的治安は良かった。 しかし一方裏で色々と暗躍する人々がいた。また、犯罪の秩序化という側面では犯罪結社『蜘蛛の巣』が重要な役割を持っていた。また乞食ギルドによる犯罪統制があった。結構そういうネタはありげかもしれない。いや、むしろ「裏社会にも秩序」とかのネタはもっと強力に押してもいいと思う。表社会と裏社会の両方の秩序を守れない奴は野たれ死ぬだけだとか、そういう話。警察とかも裏社会と協力しつつ色々と捜査を進めるという方法論も持っている訳だし。→書けよ自分 ここに書かれたことの詳しい情報は「さらなる深みの情報」に記載。 |
メディアと報道について | |
この時代は電話が一般的ではなく、急を要する用事の時は電報が使われています。また、手紙制度は、現在よりも発達しており、1日に4〜6回も配達されます。テレビやラジオはありませんから、主な情報源は、朝刊や夕刊などの新聞です。新聞売りは、小わきに新聞をかかえ、街角で大声で叫びながら新聞を売っています。 ここでは倫敦で情報の共有に使われる主なメディア(マスメディア、パーソナルメディアを問わず)について紹介します。 |
DailyLondonの一部を挿入する必要はあるかな? ただ実際のところ付録に載せる必要があると思う。D%表として「記事一覧」も用意されている訳だし。ここは蒸気の世界における情報の収集方法へのヒントになりそうな節にした方がいいのかもしれない。どう思う? |
交通について | |
倫敦における主な移動手段とその状況についての知識を得ることが出来ます。 |
本当なら移動時間相関図が必要なんだけど、実際に倫敦に行って歩く時間が無い(苦笑) しばらくはこのままでふ。すまん。 |
娯楽について | |
この時代には、レジャーが中流階級から労働者階級(もちろん中流労働者までですが)にも手が届くものになっています。平均的な家庭では週末に郊外にハイキングやピクニックにでかけることもできます。劇場でも桟敷席ならば、比較的安価で楽しむことができます。また、大衆的な楽しみの一つとしてミュージックホールがあります。19世期末の倫敦では、いくつものミュージックホールが、気楽で大衆的な楽しみを供給しています。大衆的な娯楽には、他に様々なものがあります。例えば競馬や、ラグビー、サッカー(英国では『フットボール』と呼称されます)などのスポーツ、またボクシングの試合なども人気があります。テレビやラジオの無い時代ですから、これらの娯楽を楽しむには、現場(競馬場や競技場、試合の行われるパブなどです)に直接出向くことが必要でした。最近は導引機械情報サービスの端末を用いて、試合の結果を引き出すことの出来るサービスなども行われています。 |
基本的に余り有効な情報じゃないかも(汗 しかし、まぁ倫敦ではどんな生活をしているか、というような情報を得るためにはいいかもしれない。本当はゲームの進行やらシナリオ作りのための情報やらを入れたいところ。例えばスキャンダル情報とかが簡単かな。手が回らん。 |
通貨と物価について | |
ここには様々な物品の価格が表示されていますが、ゲームの最中にこの表を用いて所持金の増減を計算する必要はありません。 ...さらに詳しい情報へ |
ルール的にここにある表がそんなに必要なくなればいいんだけど。つーか表だけで終わらせるのはナニだろ。入手判定というのはどうか。つーか身分が関係する判定。「入手できた」「入手できない」を身分で判定するという方法。 つー訳でそのうち全面書き直し。生活と密着する形で書かれた方がプレイヤーが読むのにいいと思うし。「必携のもの」とか「簡単に入手できるもの」とか、「持っていることがステイタスになるもの」とか、そういう視点で書かれた方が分かりやすいんじゃないかと。 多くのTRPGで物品がリストになっているのは、そりゃリファレンスならいいが、本文としては、そりゃないだろうと思ったりする。値段が安くても低い身分では入手できないもの、というのもあるし。 |
さらなる深みの情報 | |
ここに挙げられている情報は、倫敦でも余り知られていない情報や、最も底辺の生活の情報です。普通の生活を送っている多くの市民には関係ない世界の話でしょう。ただし、ここに記述されている情報はゲームマスターやプレイヤーにとっては重要な意味合いを持つかもしれません。 ...さらに詳しい情報へ |
つーかめちゃめちゃ重要。特に犯罪関係のキャラクターを作るなら。そういう意味ではマスター用と限ることはないわな。 |